今日は更新率高いですが
今日、子供がもらってきた
給食週間のプリントがとても
印象深く考えさせられたので
紹介させていただきます。

先日、食肉加工センターの方の講演が
あったそうで、その内容でした。

【プリント引用】
Sさんは牛を殺してお肉にする仕事をされています。
Sさんは、この仕事がとても嫌だったそうです。
牛を殺す人がいなければ、牛の肉を食べられません。
だから大切な仕事ということは、わかっています。
でも殺される牛と目が合う毎に、
とても悲しくなるそうです。

ある日、1日の仕事を終えたSさんが
事務所で休んでいると1台のトラックが
食肉センターの門をくぐっていきました。
荷台には明日殺される予定の牛が積まれていました。
Sさんは「明日の牛ばいね。」と思ってみていると
助手席から小学校2~3年ぐらいの女の子が飛び降りてきて
荷台に上がっていきました。

Sさんは「危なかね。」と思って見ていましたが
しばらくたっても降りてこないので心配になり
トラックに近づいてみました。
すると、その女の子が牛に話している声が聞こえました。

「みぃちゃん!ごめんねぇ。」
「みぃちゃん!ごめんねぇ。」
「みぃちゃんがお肉にならんとお正月がこんて
じぃちゃんが言わすけん。
みぃちゃんば売らんとみんなが暮らせんけん。
ごめんねぇ。
みぃちゃんごめんねぇ。」
そう言いながら一生懸命
牛のお腹をさすっていました。

しばらくたってトラックの運転席から
女の子のおじぃちゃんが降りて来て
Sさんに頭を下げました。

「Sさん、みぃちゃんは、この子と一緒に育ちました。
だけんずっと家においとくつもりでした。
だけど、みぃちゃんを売らないと、この子に
お年玉もクリスマスプレゼントも買ってやれないんです。
明日はどうぞよろしくお願いします。」

Sさんは次の日会社についても気が重くて
仕方がありませんでした。
みぃちゃんをそっと見に行きました。
牛舎に入るとみぃちゃんは角を下げてSさんを
威嚇するようなポーズをとりました。
Sさんは迷いましたが、そっと手を出すと
だんだんSさんの手をくんくん
かぐようになりました。
Sさんが「みぃちゃん、ごめんよう
みぃちゃんが肉にならんとみんなが困るから。
ごめんよう」と言うと
みぃちゃんはSさんに首をこすりつけてきました。
それから女の子がしていたように
お腹をさすりながら
「みぃちゃん、じっとしとけよ。」と言うと
みぃちゃんはちょっとも動きませんでした。
その時、みぃちゃんの大きな目から涙が
こぼれ落ちてきました。
Sさんは牛が泣くのをはじめてみました。

2日後、おじぃちゃんが食肉加工センターに
やって来て、しみじみ言いました。
「Sさん、ありがとうございました。昨日あの肉を
少しもらって帰って、みんなで食べました。
孫は泣いて食べませんでしたが、
『みぃちゃんのおかげでみんなが
暮らすことができるんだぞ。食べてやれ。
みぃちゃんにありがとうと言って食べてやらんと
みぃちゃんがかわいそうだろ。』と言ったら
孫は泣きながら『みぃちゃんいただきます。
おいしかぁ。おいしかぁ。』と食べました。
ありがとうございました。」と言われました。

さて、皆さんはハンバーグとかカレー、焼き肉といった
肉を使ったご馳走を好きな人が沢山いるかと思います。
私たちが喜んで食べている肉は、色々な動物の肉なのです。
人間が動物の肉を食べれるわけは
「人間の命」は「動物の命」を譲ってもらわないと
生きられないからだと思います。
譲ってもらってる命を
大切に使ってほしいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

肉だけではなく、魚や野菜全てにおいて
何かの生命を犠牲にして人間は
命を与えていただいてます。
偏食が多い私が言うのは
おかしいかもしれませんが
食べ物は大事にしないといけませんね。

モンスターペアレンツと騒がれている
親の中には給食費を払っているのに
「いただきます」と言うのはおかしい。
なんとおかしな話をしている人が
いるそうですが…
「いただきます」「ご馳走様でした」は
本当に大事な言葉だと思います。

※カテゴリーはあえて
「あゆ姫の胃袋無限大」に
させていただきました。





コンパニオンひめ


随時メンバー募集中♪



未経験者歓迎!


詳細はHPの求人にて。
★ランキング参加中★ ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
同じカテゴリー(あゆ姫の胃袋無限大)の記事画像
サルヴァトーレ クオモ アンド バール
リフレーッシュ♪
平蔵の焼肉~
【ランチ】松橋厨房 金之助
上田兄の餃子楼
Ryouさんランチ♪
同じカテゴリー(あゆ姫の胃袋無限大)の記事
 サルヴァトーレ クオモ アンド バール (2012-03-31 12:20)
 リフレーッシュ♪ (2012-03-28 23:07)
 平蔵の焼肉~ (2012-03-28 09:30)
 【ランチ】松橋厨房 金之助 (2012-03-27 11:38)
 上田兄の餃子楼 (2012-03-26 18:07)
 Ryouさんランチ♪ (2012-03-26 10:44)

この記事へのコメント
あゆ姫様

みんな、それぞれの命を頂きながら生きているのですよね。

近くに牛を飼ってあるので、みぃちゃんとだぶって見えました
Posted by 茶畑管理人 at 2011年01月28日 06:24
茶畑管理人様

深い話でしたね。
当たり前に食べれている食事に
感謝しなきゃいけませんね。

近くに牛舎があるんですね。
すごいお仕事だな。と
昨日のプリントを見て改めて感じました。
Posted by あゆ姫あゆ姫 at 2011年01月28日 10:41
うちの小学校も給食週間です。
上ん子が給食センターの方へのお礼のお手紙を書いてて、それに親も書くスペースがあったので書きました。

子どもにはあゆ姫さんのブログを教えて、給食でいただいてるありがたい命のことも伝えなんな~と思いました、。
Posted by てっぱん at 2011年01月28日 11:26
この記事凄いいいです!泣いちゃいました(;_;)
Posted by ぷ―リン at 2011年01月28日 16:09
あゆ姫さん、初めまして。

記事・・泣いてしまいました。
時々、牛や豚が乗っているトラックとすれ違う時
牛の鳴き声なんか聞こえると
ドキドキしてしまいます。その時は
あ~、牛を食べるんだなぁ・・・私も、とか思います。。
でも、日常は
書かれているのと同じように、
カレーの具・ハンバーグの具
としか見ていなかったような気がします。

でも動物の命、ですよね。
このお話、長女に読んであげたいと思います(^^)/

突然、失礼しました!!
紹介してくださってありがとうございました!!
Posted by KEIKO at 2011年01月28日 16:39
あゆ姫様
良いお話ですね、人間、色々な命を頂いています感謝ですね。
Posted by 金魚の郷の油屋さん at 2011年01月28日 20:17
てっぱん様

熊本市内全部なんですかね?
うちの子供は学校で
給食の先生にお手紙書いたようです。

私も子供にこの話を再度どう思ったか聞いてみましたが
まだピンとこないような反応でした。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ぷ―リン 様
初コメントありがとうございます。
私も読んで目頭熱くなりました。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

KEIKO様

初めまして。
コメントありがとうございます。
私もこのプリント読んで
目頭が熱くなったので紹介
させていただきました。

牛や豚が乗ってるトラックを
見るとなんとなくは思っても
いざ食べるときになると
「おいしい」の気持ちの方が
強くあんまり深く考えることが
なかったので良い機会に
なったかと思います。

娘さんにも是非。
うちの息子はまだピンと
こなかったようですが…汗

^^^^^^^^^^^^^^^^^

金魚の郷の油屋さん様

毎日の食事に感謝しないといけないな。と
改めて思うプリントでした。
Posted by あゆ姫あゆ姫 at 2011年01月29日 10:46
泣けました。 

『いただきます。』
本当の意味は 
『あなたの命をいただきます。』 
だと聞いた事があります。 
魚もイノシンも、ちゃんと美味しく食べてあげようと、改めて考えさせられました。ありがとうございます!
Posted by モンタージュ at 2011年01月29日 15:51
モンタージュ様

考えるプリントでした。

私も「いただきます」は
「命をいただきます。」という意味と
作った人への感謝と習ってます。

小さな頃、魚釣りで釣った魚は
供養の意を込めて残さず食べろと
教わりました。
Posted by あゆ姫あゆ姫 at 2011年01月29日 16:27
いい話ですね・・

私は未だにお肉は殆ど食べれません。
ミンチとか細切れ位は少々食べれるんだけどね・・・・。
何でかなーー昔からなんだけどお肉の元の姿を
すぐ想像してしまうのです・・・涙
Posted by ホタルママ at 2011年01月29日 17:04
ホタルママ 様

ホタママさんもですか…
実はうちの母の肉嫌いも
そこからみたいで…
怖くて食べられないそうです。
そして同じくミンチなどは
少々食べれます。
Posted by あゆ姫あゆ姫 at 2011年01月30日 11:52
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。